子犬の引渡しとアフターケア <ブリーダー入門>

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生まれ育った環境から新しいオーナーさんの所に行くのが望ましいとされるのは生後2〜3ヶ月の頃だといわれます。これは、完全に離乳し自分で物を食べられるということ、新しい環境に慣れることが出来るもっとも適した時期(社会化期という)という理由からです。

引渡しをするにあたって一番望ましいのは、新しくオーナーになる方に直接手渡しで、そして、子犬に関しての情報、子犬の育て方を説明することですが、遠方の場合には陸送や空輸することになります。

最近はネット上だけのコンタクトのみで引き渡すケースが多く、トラブルが多くなっています。子犬の売買に関しては特に国で定めた法律としての基準が何もありませんので、どこまでどう説明し、問題が起きた時どう対処するか、どう保障するかはブリーダー次第です。このトラブルを最小限にとどめる為には、この引渡しの時が重要となります。



では、どうしたらトラブルを防ぐことができるか?

  • 子犬の育て方について十分説明すること。飼育経験がない方には特にしっかり説明が必要。最も重要とされる部分は「子犬の育て方」として書面で渡す。
  • 生命保証について、どうなったらどう保障するのか、必ず文書に記す。
  • 生命保証に当てはまらないクレーム(サイズ、カラー等)についても、あらかじめ文書に記し説明する。
  • 育て方に関しての質問には丁寧に答える。

言った言わないからくるクレームを防ぐ為にも、説明したことに関しては文書に残しておくことが必要です。とにかく、どんな問題が起きてもまずは相手の言い分をしっかり聞いたうえで、早急に、誠意ある対応をとることが問題を大きくしない秘訣です。

そして、子犬を引き渡したらそれで終わりではありません。特に初めて犬を飼ったという人にとっては、子犬のちょっとした変化も心配でたまらなかったりします。そんなときにすぐに質問できる人がいれば、とても心強いものです。

いつでも気軽にコンタクトをとることができるようにしておけば安心して子犬を飼うことが出来ると思います。もちろん上記の「引渡し」であげたような、クレームに対してのフォローも重要なアフターケアの一つで、常に誠意のある対応が必要です。

私は、ブリーダーはその犬種のプロでなければいけないと思っています。一般的な飼い方についてはもちろん、犬種に発病しやすい病気のことや、犬種独特なお手入れ方法、ショーにチャレンジしたいということであればショーの知識も必要です。

また、目まぐるしく変わるペット業界の一員として、新しい情報にもいつもアンテナを立て、便利なもの、役に立つものなどもどんどん取り入れ、オーナーの方にトータル的にアドバイスすることが今後は必要になってくると思います。

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